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夕暮れの光と眩んだ眼
目を閉じた瞬間の薄い残像
瞼に映る置き忘れた古い夢

私の心が家出をしました
何時になっても帰ってきません
まだまだやる事一杯有るのに
どこに行ってしまったの?
私の心が家出をしました
何時になっても帰ってきません
疲弊してるのは知ってるけれど
小さな小さな綻びだけだよ
私の心が家出をしました
何時になっても帰ってきません
私を操縦してくれる貴方が居ないと
石の様に動けません

さぁ、元に戻そう
残された我らの全身全霊で
姿形を変えられた同胞たちを
少しずつ元に戻そう
伐られ削られ燃やされて
灰にされた同胞たちを
腐りかけた大地を踏締め
いつか再び覆い尽くすまで

踏みしめる地面の泥濘に
水の雫が消えてゆく
差した傘の香炉の中に
雨の香のお香を焚こう
其の内香は体を包んで
僕は空気に融けてゆく

デジタルに投影される木々を見上げ
録音の囀りを聞き
合成された食事を取る
通り過ぎた後には何も残らず
終焉から目を逸らし
今日も一歩
崖に向かい歩いてゆく